うちの上の子は乳製品アレルギーがあります。
赤ちゃんの時に離乳食で与えたヨーグルトで口周りに赤い発疹が出ました。そのころは1口もだめでした。その後、病院にて乳負荷試験という牛乳を試験的に摂取するやり方を選択し、毎年少しづつ牛乳の摂取量を増やせるか試験しました。
小学校にあがるまで小児喘息もちでしたので、乳負荷試験の時も、ひどいと鼻水・咳が併発してしまうこともあります。いったん病院で症状が落ち着いて帰宅できても、その夜に喘息で救急外来受診する…なんてこともありました。
最初は5ccくらいから始まって、量を増やしていき、今は牛乳30ccまでなんとか摂取できるようになりました。
ただ、アレルギー科の通院している先生にはとても悪いのだけど…
私、心の奥では本当は子供に牛乳を飲ませたくないと思っているのです。
少しづつ、飲ませることができれば、食べられる食材や食品が増えることはもちろんわかっているし、やってあげたいなと思うんですが…
何せ、私にとっては牛乳や乳製品は子供を苦しめる天敵。
摂取すればいろんな拒絶する反応をみせるわけで、それが発疹だったり、かゆみだったりするわけで。小学校にあがってからは、小児喘息は落ち着きました。もう何年も症状がなく、通院も終わっています。だから、併発の恐れは低いのかもしれない。
けど、小さい時に、乳負荷試験をして小児喘息の症状も併発して、鼻水がドバドバ滝のように出てしまう姿や、咳がゴホゴホ出て、つらそうな姿、いったん症状が落ち着いても、夜になると咳が出てきて、咳込み過ぎて何回も吐いてしまう姿をみてたから。そんなあの子の苦しむ姿が忘れられない。
どうしても私にとっては、アレルギー対象物を子供に摂取させるのには抵抗があるのです。
本当は摂取しなければ症状が出ないなら、避けていけばいいのではと思ってる。
無理やり摂取させる必要はあるのかと心の奥底では、どうしても考えてしまう。あの子を苦しめる憎いやつなのだから。
そんな考えだからか、普段の生活ではほとんど乳製品を試さずに除去してしまう。
そんなんだからか、きっと摂取量も増えていかないのかもしれない。
そんなんだから、数か月ごとのアレルギー科への通院も苦痛でしかなく、乳負荷試験の日取りを決める時期がくるとものすごくストレスを感じてしまう。
祖母からは、早く慣れさせて治さないとだめ!小学校のうちに直さないとかわいそうでしょ!
なんて言われるけど、私にとっては違うんだよ。
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