世帯収入30万 4人家族の我が家も1000万貯められたわけ

働き方

うちは40代夫、30代後半妻、小学生2人の4人家族です。

世帯収入は世間的には少ない方で、手取り夫21,妻9の合計30万円/月。残業代によっては多少増額もありますが、ほぼ残業はなし。

ボーナスは必ずもらえるわけではないし、毎月の補填には使ってません。

ただ、持ち家なので毎月ローンの支払い以外にも、固定資産税がかかります。その他、火災保険だったり、軽自動車1台保有しているので、自動車税や車検代だったり、家電の買い替え用などにボーナスは充てています。残ったら、貯金に回す流れ。

ボーナスは年で50万くらい貯蓄に回せているかなというところです。

この家計でなぜ1000万も貯められたの?!

実は今はカツカツなやりくりで、毎月の貯金はなかなかできてません。できても1~2万円。あとはボーナスで貯めてる感じです。

ではなぜ、世帯収入30万の我が家が1000万円も貯められたのか、それは結婚当初からずーーっと同じ生活スタイルだからです。

お金は「貯め時」がある

お金には貯め時があります。そしてそれを知っているかどうかで、貯金できるかできないかは変わってきます!

貯め時は①独身時代②子供がうまれるまで③子供が小学生まで④子供が自立後、この4回です。

①②④は人数的な要因から貯め時なのはなんとなくわかりますが、肝心だったなと今振り返って思うのは②子供がうまれるまでです。

私が結婚したのはもう12年前。

今考えればもったいないことですが、結婚を機に私は正社員をやめてパート勤務に変更しました。このころは貯め時なんて知らず、結婚したのだからパート勤務と家事を両立しようと考えていました。

当時、世帯収入は夫18、妻17の合計35万/月。

パート勤務でも子供は2年くらいいなかったので、その間は私もパートではありますが土日関係なく、時間も特に気にすることなく働いていたので世帯収入は今よりも高いです。

このころの家計簿をみてみると、毎月の支出はなんと19万!

今より10万以上少ない出費です。

12年前 夫婦2人 月19万生活の家計簿

世帯収入36万という今よりも収入が多い時の家計簿です。

まだ子供がうまれてなかったため、土日祝日・時間帯を気にせずに働き、パートでも今よりたくさん給料を得られていました。ただ、二馬力で36万、私が育児休暇などで働けなくなったときは、夫18万のみという収入にかなり不安感を抱いたのを覚えています。

当時の家計簿はこんな感じ。

12年前

  • 住宅費 62969
  • 電気 10000
  • ガス 6500
  • 水道 2250
  • 通信費 25000(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 35000(夫30000,私5000)
  • 生活費 40000

約18~19万円

現在

  • 住宅費 68899
  • 電気 20000
  • ガス 9000
  • 水道 6000
  • 通信費 16732(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 38000(夫30000,私8000)
  • 生活費 80000
  • 保険 19858
  • 小学校 17700(2人分の給食、学童)
  • 習い事 14573(ピアノ、ベネッセ)
  • アマゾンプライム 600

→約29~30万円

 

今と比べると、2人夫婦のみの生活費だったため、生活費や光熱費が安く済んでます。昨今の光熱費値上がりもかなり影響してますね。

赤色は同じ項目で出費が増えたところになります。青色は反対に減った項目。1つしかない!

通信費は私が格安スマホにすることで出費を減らせてる唯一の項目。

黄色は以前にはなかった項目。子供が生まれてから、新たに保険に入ったり、子供に必要な費用としてかかっている項目です。

  • 夫婦2人だったから食費も雑費も光熱費も今ほどかかっていない→約5万円マイナス
  • 給食費や学童、習い事の子供費がない→約3.2万円マイナス
  • 保険に加入してなかった→約2万円マイナス

12年前は、収入36万に対して月19万生活なので、毎月16万円+ボーナス(50万/年くらい)で、年に約240万の貯蓄ができていたことになります。

ただこれも子供がうまれるまでの2年間のみ。とはいえ、この2年間で480万近くの貯金に成功してます。子供がうまれるまでは貯め時に間違いありません。

1人目出産 一馬力19万円生活

その後、子供が生まれてからは、私が出産・育児休暇取得のために一馬力での収入に変化します。

夫の手取りは19万、残業代によって2~3万プラスといった感じ。

ここで私自身のスマホを格安スマホへチェンジしました。通信費を約7000円ほど安くできました。また、子供が小さい時はお出かけもほとんどできず、お小遣いもおむつ代とかに充てて月19万円生活を続けていました。毎月の貯金はほぼなし状態です。

2人目出産 パート復帰するまでのマイナス家計

上の子が1歳半になってから保育園に入園して、私はまたパート復帰したのですが、実はすぐに2人目を授かり、復帰後4か月後にはまた出産・育児休暇取得してます。

この時期は、上の子の保育料2.4万+加入した保険料1.5万の合計3.9万出費が増えました。なので、月23万円生活です!

下の子も1歳半で保育園に入園し、そこからパート復帰しますが、それまでの約1年半は毎月マイナス…!

毎月4万マイナス×18か月=72万円マイナス

これはもう苦肉の策でボーナスからひくしかありません。ひいてもマイナス!

しかし、出産・育児休暇取得してますので、パート勤務ですが出産手当金・育児休業給付金がいただけます。

2人分あわせて230万くらいだったと思います。2回目の出産前はほとんど働けていなかったから、2回目の給付金額は少なかった記憶があります。でも、この給付金のおかげで貯金を崩さずにいられました。ありがたい!!

マイナス分を補填して残った分はそのまま貯蓄。ボーナス分もあわせてここらで合計約700万達成!

パート再開後 月26万生活 家計簿

パート勤務を再開してからはパート収入は約12万。

二馬力33万(夫21私12)になりました。当時の家計簿はこんな感じ。

パート再開後

  • 住宅費 66557
  • 電気 10000
  • ガス10000
  • 水道 4000
  • 通信費 18000(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 45000(夫30000,私15000)
  • 生活費 60000
  • 保険 15000
  • 保育料 20000(2人分)

→約25~26万

現在

  • 住宅費 68899
  • 電気 20000
  • ガス 9000
  • 水道 6000
  • 通信費 16732(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 38000(夫30000,私8000)
  • 生活費 80000
  • 保険 19858
  • 小学校 17700(2人分の給食、学童)
  • 習い事 14573(ピアノ、ベネッセ)
  • アマゾンプライム 600

→約29~30万円

2人目も入園し、保育料2倍に…と恐れていましたが、いろいろ改定された時期で、

2人とも同じ保育園だったので、2人目には減額処置があったのと、保育料自体も少しづつ変わり、だいたい2人で20000円程に落ち着きました。

1人目入園したばかりの頃は2.4万かかっていたので、2.4万×2人じゃなくて本当に助かりました。ありがとう、保育料金の見直しを推し進めてくれた誰か。

月33万収入に対し、26万支出なので月7万の貯金です。上の子が小学校にあがるまでの2年間はこの家計簿…のはずですが、子供2人が大きくなるにつれて、ディズニーランドへ行ったり、動物園や水族館、遊園地などのお出かけも増えました。食費も日用品や雑費も増えて、なかなか家計簿通りにはいかなくなり、予算を大幅にオーバーすることもしばしば。

なので実際の貯金はには月5万×24か月(2年間)+ボーナス=約200万くらい

これで合計900万!

子供たちが習い事を始めて…月30万生活

子供たちが小学校にあがる子の頃は、もう生活費60000円ではやりくりができなくなってました。そこで実情にあわせて80000円に増額。

また、小学校にあがってから習い事も始めました。子供たちからやりたいと言い出したため、なるべくやりたいと言われたことはやってあげたいとギリギリな家計の中、なんとか費用を工面。

子供が習い事を始める前

  • 住宅費 66557
  • 電気 17000
  • ガス 9000
  • 水道 5000
  • 通信費 17000(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 45000(夫30000,私15000)
  • 生活費 80000
  • 保険 19858
  • 保育料・小学校(学童費含め) 17000

→約28万円

現在

  • 住宅費 68899
  • 電気 20000
  • ガス 9000
  • 水道 6000
  • 通信費 16732(PC,スマホ2台、NHK)
  • お小遣い 38000(夫30000,私8000)
  • 生活費 80000
  • 保険 19858
  • 小学校 17700(2人分の給食、学童)
  • 習い事 14573(ピアノ、ベネッセ)
  • アマゾンプライム 600

→約29~30万円

また、長年お世話になったお店のパートを辞めて、今の医療事務パートへ転職しました。(詳しくはこちらへ)

医療事務パートへ転職して1年くらいは手取りが増えて14万くらいでしたが、それも、1年後には家庭の事情により年150万までの働き方に変更しています。なので手取り月9~10万に減額。

このあたりから貯金ペースがダウンしてます。

世帯収入30万(夫21私9)になり、毎月の支出は29~30万。

つまり毎月の貯金ができない!頼みの綱はボーナスからの貯金のみです。3年間で150万、足すとやっと合計1050万達成です!

先を見越した節約生活で貯金1000万達成

世帯収入30万の家計でも1000万貯金できたのは、貯め時を逃さなかったことが大きいと思います。先を見越した節約生活のおかげで低収入でも貯金が可能に。

夫、私、小学生2人の子供の4人家族で、今の世帯収入は30万。

だけど、結婚したばかりの頃は36万、子供が生まれてから33万の時もありました。今が一番収入が少ないと思うと悲しくなりますが、これは家庭の事情によるし、今後も子供の成長に伴って働き方を見直していくと思います。

もちろん、今はカツカツな生活なので生活が厳しいことに変わりありません。だけど、前もって少しづつ備えてこれたから、少しですが心の余裕が持てます。

子供の教育費って高いですよね。大学進学までさせてあげたいと考えたら、かなりの大金が必要。

今後、自動車の買い替えや、戸建ての塗装メンテナンス…出費の予定はたくさんありますが、2人分の教育費はとりあえず貯めてるという安心感があります。

子供が更に大きくなったら、食費も増えるだろうし、スマホ持ったり、服とか雑費も今よりかかると思います。きっと今の家計簿ではやりくりが難しくなる時がきます。

収入が低いと、いろいろ考えれば考えるほどに不安になります。少しづつ、今からできることをやっていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました