本を読む人って素敵ですよね。
とん はあまり読書の習慣がなく、たまに思い出したようにファンタジー小説を読むくらい。
自分に読書習慣がないからか、読書する人ってなんだかかっこよく見えるんです。それに、読書はよい影響ばかり聞きます。
- 知識が増える。
- ボキャブラリーが増える。
- 想像力がつく。
- 表現力がつく。
- 道筋を立てた論理的思考力が身につく。
本当かどかはさておき、なんとなくそんな力がつきそう!そうとなったら、子供たちには是非、読書習慣を身に着けて欲しいもの!自分のことは棚に上げて、子供に本を読ませたいと思うわけですが、なにせ本に詳しくないので、何から読ませたらよいのやら。同じような悩みをもってる方、大丈夫です!
我が家で何冊か購入して実際に読ませた絵本の中から、これはあたりだなと思ったベスト3をご紹介します。この中から1冊選んでまず試してみてください。
読書習慣がない親ですが、子供たちはちゃんと本が好きになりました。
目次
就学前~小学生におすすめ絵本ベスト3
1.おしりたんていシリーズ
2.ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせシリーズ
3.ティラノサウルスシリーズ
これです!ひとつづつみていきましょう!まず、堂々の1位はアニメでも人気のおしりたんていシリーズです。
おしりたんていシリーズ トロル作 ポプラ社
これはあたりもあたり。アニメの人気もうなずけます。
まず、出てくるキャラクターが一癖あって覚えやすい。なんたって、おしりです。
主人公はおしりの形した顔の探偵なんです。しかも、必殺技は口と思しきところから噴射されるガス=おなら。そう、くさいのです。クールに悪者を退治する時はくさいおなら。なんかもう、この要素だけで子供たちのハートを鷲掴みですよね。
シリーズは全11冊(2022年9月現在)
- カレーなるじけん
- みはらしそうのかいじけん
- あやうし たんていじむしょ
- いせきからのSOS
- かいとうVSたんてい
- ふめつの せっとうだん
- やみよに きえる きょじん
- むらさきふじんの あんごうじけん
ちなみに、おしりたんていは書籍を3種類出版してます。えほん、よみもの、アニメコミックの3種類。ここで紹介しているのは、その中でもよみもの、という書籍になります。
6歳頃から対象のようですが、うちでは4歳頃から読み聞かせで使ってました。楽しい話が多いし、1冊に2つのエピソードが収録されているので、全然難しいことなかったです。5歳半頃からは1人でも読めるようになりました。もうボロボロになってますが、今でもバリバリ活躍している現役の絵本です。
11冊もあるけど、どれから読んだら良いのか悩まれていたら、はっきり言ってどの本からでも大丈夫。もちろん1巻から読むと、繋がってる世界観だとか理解しやすいけど、1話完結なので興味のあるタイトルから試してみると良いと思います。
うちではカレーなるじけん と かいとうVSたんてい が2大人気です!
謎解きが楽しいし、かいとうVSたんていでは、人気キャラの怪盗Uが出てきておすすめです。
ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせシリーズ 山下美樹作 西東社
題名が子育て中の親御さんに刺さりますね!ぐんぐん頭のよい子に育つなら、それにこしたことないですから。
こういうザ教育本って難しそうだし、とっつきにくそうだなと思ってませんか?
ところがどっこい、こちらのシリーズは1話10ページ足らずの短編集が25話収録されており、1話1話は本当に普通の絵本。普通の絵本って言うと、ちょっと語弊がありますが、いわゆる簡単な物語。
でも、内容がすばらしくて、ただの物語で終わらないんです。
1話ごとに、物語の題材になったトピックが解説・図解されていたり、やってみよう!コーナーで実際に体験できたり。物語を読むでは終わらない=学びにつながる仕掛けがあるんです。
これぞ、教育本!子供にとってはただの絵本、しかし実はこれが学びの入り口に!とっても親子揃って満足感のある絵本です。
シリーズは全4巻(2022年9月現在)
- ぐんぐんかがくのお話25
- いきもののお話25
- もっとかがくのお話25
- きょうりゅうのお話20
こちらも、どれから読んでも大丈夫です!
ティラノサウルスシリーズ 宮西達也 ポプラ社
恐竜好きな息子くんが大好きになった絵本。
たくさんのきょうりゅうたちが出てきます。恐竜といっても全然怖くなくて、なんだかみんな優しいいいやつ。
ただ、肉食とか草食とか、違いはそれぞれ。みんなが同じじゃないからこそ、出会いや別れがあって、発見があって、思いやりがうまれていきます。ほのぼのとした絵とストーリーの中に、大事なことがつまってて、心ゆさぶられること間違いなし。大人の方が泣けちゃう。読み聞かせしてたら、高確率で涙出ます。子供たちには少し難しめなテーマだけど、何か感じてくれてたら嬉しいな。
全15巻(2022年9月現在)
- おれはティラノサウルスだ
- きみはほんとうにすてきだね
- あなたをずっとずっとあいしてる
- おまえうまそうだな
- ぼくにもそのあいをください
- わたしはあなたをあいしてます
- あいしてくれてありがとう
- であえてほんとうによかった
- いちばんあいされてるのはぼく
- わたししんじてるの
- ずっとずっといっしょだよ
- あいすることあいされること
- やさしさとおもいやり
- ヒヒヒヒヒ うまそう
- キラキラッと ほしがかがやきました
結構シリーズたくさん出てます。
人気のシリーズなので図書館でも揃えてあることが多いです。1冊、どれか手にとってみてはいかがでしょうか。恐竜好きな子におすすめです。
これで読書習慣…とまではいかずとも
娘ちゃん、息子くんは絵本より断然ゲーム派です。テレビ、YouTube派です。
映像や動画の方が見ていて楽しいし、刺激も多いですしね。大人でもそうなんだから、まして子供にとっては尚更です。ゲーム、YouTubeをやめて本を読みなさい!なんて絶対無理。聞くわけないです。
でも、やっぱり絵本には絵本にしかない良さがあると思うので、ある程度は本に触れてもらいたいですよね。そんな願いはきっと多くの親御さんたちがお持ちだと思います。
娘ちゃん、息子くんにも本に触れてもらいたいと、図鑑を買ってリビングの片隅においたり、世界名作絵本を中古で買ってみたり、できる範囲でやってみましたが、どれもいまいちでした。
が、上で紹介した絵本は別だったんです!
寝る前にこれ読んで、と持ってくることもあれば、一人黙々と読み返してることもある。
不思議なもので、楽しいな、気になるな、というものには自然と吸い寄せられていくものなんですね。
おかげで、読書習慣…まではいかずとも、本が楽しいことは知ってくれてます。とりあえず、本が少しでも身近かな存在になっているなら及第点でしょう!
本の良さを知ってもらいたいなと考えている方、ぜひ上で紹介した本を1冊でも読んであげて下さい。一人で読める子には読ませてあげてください。きっと、本も割とおもしろいじゃん、と思ってもらえるはずです。
そして、それが読書習慣の第一歩になれば幸いです。
それでは!
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