主婦に最適な仕事 医療事務

働き方
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こんにちは とん です。

医療事務の仕事って主婦の方に人気が高いですよね!

なんで、主婦の方に人気なんですか?

それは、第一に病院やクリニックは全国各地、どこでもあるので、働き口がなくて困るということがまずないからです。

第二に、主婦の方がほとんどの職種なので、他の職場より子育てに理解があるから!急な子供の体調不良でお休み、なんて時もフォローを受けやすいし、受診科が一致していれば、自分の勤務先の病院を受診できるという利点も。

第三に、勤務時間も選べることが多いから。正社員・パート、様々な勤務形態で働けるので、自分の現状にあった働き方が可能です。「今は家事育児を大事にして扶養内で」、「子供が大きくなったらフルタイムで」など、生活スタイルに合わせて働けます。

これだけでも、家庭も守る主婦の方に人気なのもうなずけますね。逆にいうと、このくらい融通がきかないと、なかなか資格なし手に職なしの主婦は働けません。

  • だけど、医療事務って専門的な知識が必要なんでしょ?
  • 特別な資格がないと働けない?
  • 初心者が挑戦するのは難しい?
  • そもそもどうやったら医療事務になれるの?

そんな心配ありませんか?大丈夫です。この記事を読めばそんな不安は解消できます。

何故なら、私も資格・経験なしの超初心者から販売員パート→医療事務パートに転職成功したからです!

  • 家事・育児と両立させて仕事したい方
  • 手に職となる仕事を目指している方
  • 全くの初心者だけど医療事務に興味がある方

そんな方におすすめです!

私の転職成功例を紹介しますので、ぜひ皆さんの新しい一歩を踏み出す後押しになってくれたら嬉しいです。

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転職を志したわけ

私はもともと、小売業で販売員(正社員)をしていました。お客さん相手に商品をおすすめして販売。ノルマはないけど、目標はある。ずっと立ち仕事で座る機会はトイレかお昼休憩のみ。

お昼休憩も店舗内に社食堂があって、店舗からは出られません。お客さんから指名された時に、すぐ売り場に戻れるようにらしい。勤務時間もバラバラです。朝~夕方までの時もあれば、昼~22時くらいまでの時も。いわゆるシフト制です。

しばらく販売員をしていましたが、結婚してすぐ、正社員からパートへ勤務形態を変更しました。夕飯を作って家で待っていたい…と考え、勤務時間に融通がきくパートへ。

パートに変更してから約9年間、(間に2人の子供を産み2回育児休暇を取得しました)同じ会社で働きました。パートでも育児休暇を取得できたこと、また復帰後も、子供の体調不良などの突然お休みにも理解のある職場だったことが理由です。

しかし、いかんせん販売員は体力的にきつくなっていきます。

販売員の年齢層が低めなのはやっぱり、年齢を重ねると体力的、精神的にも続けにくいからかもしれません。そこで、心機一転、新しい仕事探しを始めました。

新しい職探しで困ったこと

新たな職を…といっても、手に職も資格もなく、経験したことがあるのは販売員のみ。

スーパーとか小売店の販売員パートは割と求人はありましたが、探しているのはもっと長く働ける仕事でした。体力的にもきつくなく、理想は手に職となるような、いつかはまた正社員としても働けるようなそんな仕事。ただ、子供もまだ小さいし、今はフルタイムは厳しい。勤務時間も16時までので…そんな理想を掲げて職を探すも、すぐに撃沈。販売員しかしてこなかった私には、そんな都合の良い仕事はなかなか見つからなかったのです。

そんな時、出会った運命の求人が医療事務

たまたま、未経験OK、資格なしOKだったんです。

医療事務ってなんとなく想像つくと思いますが、病院やクリニックの受付で対応してくれるあの事務員さん達です。病院だし、医療系の専門知識がないといけないものだと勝手に思い込んでましたが、そうでもないんです。病院やクリニックの規模にもよりますが、即戦力を必要としているところでなければ、未経験OKは以外とあります。

もちろん、働き始めたら患者さん対応をスムーズにできるように、ある程度の知識は必要になってきますが、最初は知識なしでもOK!

資格なし、経験なし、あるのは接客経験のみの自分でも大丈夫だったので安心してください。

ちなみに、未経験OKな応募は、ある程度規模が大きい病院の方が多い印象です。医療事務には大きく分けて

  • 受付業務
  • レセプト業務

この2つの業務があります。受付業務は、来院した患者さんを対応し、保険証の確認などを行います。病院の顔とも呼ばれ、最初に患者さんを迎える入り口なのでホスピタリティが重要です。なんだか難しい横文字が出てわかりずらいですね…つまりは、おもてなしの心。販売員と同じで接客スキルがあれば良いということです。

レセプト業務は、診療報酬請求業務ともいわれます。医療機関を受診して保険証と提示すると、3割(年齢や収入によって違いあり)を支払いますよね?この負担割合は健康保険法などに定められています。それらを計算して、患者さんから支払われなかった残りの7割を保険者に請求する手続きがあります。これがレセプト業務だと思ってください。(医療事務の仕事内容についてはまた別途記事書きます)

このレセプト業務、なんだか難しいと思った方、多いと思います。そう、難しいらしいです!らしいというのは、私もやったことがないから!

資格とかが活きてくるのはほぼこっちの業務でのことです。

だから、逆に言えば、受付業務とレセプト業務を分けて分担しているような大きめな病院は狙い目です。受付業務には基本、資格はいりません。あったら良いなというものはあるにはあるんですが、ぶっちゃけなくても良い。しかも、販売員などの接客を経験していた方は、印象も良く、受付業務で重宝されます!

お店も病院も、お客様相手であることには変わりないですからね。

面接準備 受け答えテンプレート

資格いらない、経験いらない、むしろ接客経験あれば有利。それが医療事務の受付業務です。私もすぐに応募しました。条件もぴったりだし、絶対に受かりたい気持ちが強かったので、面接対策はしっかり行って臨みました。

大き目の病院だったからか、面接は2回ありました。面接前に聞かれるだろう質問をいくつか想定して答えを練習。想定した質問は

  • 自己紹介(志望動機)
  • 自分の長所
  • 自分の短所
  • ストレス解消法
  • 前職で学んだこと
  • 仕事で感謝されたこと
  • コロナ渦での転職について
  • 大切にしている仕事観
  • 前職での失敗

などなど

なにせ面接だなんて久しぶりのこと過ぎて、ちゃんと受け答えができるかが不安でたまりませんでした。なるべく、想定される質問を考えて、それに対して落ち着いて応えられるよう、文章にして返答案をつくりました。私の経験を踏まえた受け答えなので、万人向けではありませんが、例として載せますので、良かったら参考にして下さい。(こちらへ)

自分の経験に当てはめてオリジナルに脚色していくと良いと思います。

医療事務の勉強でアピール

さて、最初にさんざん未経験OK、無資格OKと書きましたが、応募する段階ではもちろんそれでもOK。

ただ、もし本当に転職成功して、医療事務として働くことになったら、ある程度の知識は持っておきたいですよね。知っていれば、それだけ安心材料になりますし、面接の時に勉強してるんだぞ!本気なんだぞ!という意欲アピールにもなります。

私がやった医療事務の勉強は以下のとおりです。

  • 医療事務の仕事概要
  • 医療機関ってどんなところ
  • 医療保険制度とは

まずは仕事である医療事務のことを知らないといけません。

医療事務には先ほどもちらっと話したように、「受付業務」と「診療報酬請求業務」があります。

受付業務…

保険証の確認の他に、初めて来院した患者さんには患者登録作業とカルテ準備を、2回目以降の患者さんには診療受付を行う。他にも会計窓口、入退院受付、文書管理受付などもある。

診療報酬請求業務…

医師が行った診療行為の費用を算定して、健康保険法などに定められた負担割合によって患者さんから負担額をもうう。患者さんからもらわなかった残りの費用を1か月分まとめて診療報酬明細書を作成して保険者に請求する。

そして働く場所にあたる医療機関ですが、分類すると

  • 診療所
  • 一般病棟
  • 地域医療支援病院
  • 特定機能病院
  • 臨床研究中核病院

以上の5種類に分けれます。

こんな種類多いなんて知りません!違いがわかりません…

そうですね、割と種類が多くてびっくりしますよね。一応、病床数が違ったり、それぞれに特徴があるんですが、とりあえず!医療事務で働く人の多くが、いわゆるクリニックなどの診療所か、あとは大きめなその他の病院か、という認識で良いと思います。

あとは、応募する病院がどれにあてはまるのかぐらいは事前に調べといた方がいいですよ!

医療保険制度は、その種類と仕組みがわかってればよいです。日本では、基本的にはみんなが何かしらの保険に加入していることになっています。民間企業・公務員などに勤めてる人とその家族が加入している社会保険(社保)と、社保対象者以外の人が加入する国民健康保険(国保)の2種類です。農業やっている方や自営業の方は国保になります。

また、75歳以上の人が対象の後期高齢者医療や、社会福祉や公衆衛生向上発展のために国の負担で行う公費負担医療もあります。なんとなく頭の片隅に入れておきましょう。

医療保険の仕組み

私たちが病院を受診すると、受診後に支払いがあります。保険証を提示していると、負担額は全額じゃないってご存じでしたか?

3割負担だって聞いたことがあるよ!

そう、ただこの負担額は年齢や収入によって変わることがあります。といっても多くの方が3割負担となっていますので、残りは7割。では、残りの7割はどこから負担されているのでしょう?

それは、みなさんが保険者に納めている保険料からです。会社勤めの方はお給料から社会保険料がひかれてますよね。それです。その保険料から充てています。

病院から診療報酬の請求をすると、残りの7割の診療報酬が支払われるという仕組みです。この診療報酬請求業務が医療事務の仕事の1つだと先ほどお伝えしましたね。

やっぱりやってよかった医療事務

転職して約1年。転職してみて感じたことは、やっぱり医療事務にして良かったなということ。

未経験から始めましたが、少しづつ仕事内容ややり方を吸収して、自分にできることが増えるのは嬉しかったです。こっちが知識0ということも考慮してくれて、一から教えてくれたので覚えやすかったですね。

やってみて思ったのは、やっぱりそんなに専門的な知識はそれほど必要ないということ。受診科の選択は受付では対応できず、基本は看護師さんや専門職の方が対応します。なので、受付は本当に受付業務に専念。1年経っても、病名とか言われても未だにさっぱりわからないけど、特に問題ありません。

実は、転職直後は諸事情によりフルタイム勤務をしていました。きっちり8時間、だけど病院の朝って早いんですよね。8時間勤務しても17時頃にはあがり。販売員をしていた頃は、お店の開店時間に合わせるので、10時~とかなので、フルタイムは絶対に無理でした。子供のお迎えがあるし。それが可能だったのも医療事務だったからこそ。

そして、今はまた勤務時間を変更して15時、16時あがりにしてもらってます。時々、13時とか。柔軟にこちらの希望どおりに勤務時間を調整できるのも、やっぱり医療事務ならでは。

やりがいも充実感もあります。誰かの役に立てているという実感がもてるので、モチベーションがあがります。モチベーションがあがったついでに、受付業務に役立つホスピタルコンシェルジュ3級という資格まで取得しちゃいました。

いずれは診療報酬請求業務にも挑戦してみたいと思ってます。今はまだ、子供との時間も大切だし、すぐには無理だけど、いずれ。子供が大きくなって、時間ができたら勉強して資格も取っていきたいですね。今の受付業務で積む経験も身になっているだろうし、もしまた別の病院で働く必要性が出てきても、その時は経験者としての強みになるはず。

あと、郊外だとか田舎だとか関係なく、自宅に近い職場を選べたのも、病院勤務ならでは。病院は地域関係なくどこにもありますからね。

医療事務でよかった点

  • 勤務時間を柔軟に変更可能
  • やりがいがある
  • 今の経験を次に活かせる
  • 自宅近くで働ける
  • 周りは年上ばかりなので、長く働けそう(なかなかの高齢の方もいます)
  • 未経験からスタートで全然OK

もし、医療事務ってどうかな、と迷われている方いたら、かなりおすすめです!ぜひ、挑戦してみてください。

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